店長のおすすめ

いつも同じでは

家で食事の支度をするのが面倒な時は外食することが多いですよね。

でも、いつも同じお店で、食べるメニューも決まっていて、そのうち飽きがきて、最初は美味しく感じたのが味がぼやけて、何となく料理を口に運んでる。（そうでない偏食さんもたまにいますが）

そんな時、

「そういえば、この前、気になる店を見つけたなぁ」などと、

新しい食事処を開拓したりしますよね。

前評判は聞いているけど、行くのは始めてなので、店に入る前は、ちょっと緊張したりします。

いざ店の席に座り、メニューを見て注文しようとするが、大抵はここで何を食べればよいのか、

結構、迷ったりします。

そんな時、ふぅと目にするのが　「店長のおすすめ」

この「店長のおすすめ」が曲者で、みなさんは、何でおすすめなのか分からない料理を注文しちゃったりしてませんか。

もちろん味に自身があるからすすめてくる店もありますが、そうじゃない店もあるのでは、なんて勘ぐってしまうこともあります。

味についても、店長は自分で美味しいと感じても、私が食べて美味しいと感じるかは、分かりません。

街中華で酢豚を食べたかったけれど、おすすめがラーメン+半チャンセットだから、おすすめを食べたら、言うほど美味しくなく、やっぱり自分が食べたかった酢豚にして、それでも美味しくなかったら、自分が選んだのだから、諦めがつきます。

そもそも味覚は、人それぞれで、おすすめに惑わされず、自分に合った、本当に美味しいもの　と出会いたいものです。

妻が行ったことのある店で（私は行ったことはありませんが）、こんな話があります。

妻の妹がその店に行って、メニューに迷ったので、

妹「おすすめは、なんですか」と尋ねると、

店主「あなたの好みは、私には分かりません」と言ったと聞きました。

最初、話を聞いたとき、何だその店、随分、愛想が悪いなと、思ったのですが、考えてみれば、随分と正直な主人だなと思いました。

味の好みは人それぞれ、初対面の客に何を食べたら良いか聞かれても、主人は「あんたのこと知らんし、メニューにあるもの食べてよ」みたいなことだろうなと、それにすすめた料理に、嫌いな食材が入っているかもしれないし。

つまり、おすすめって、とっても曖昧ですよね

せっかくの外食なのだから、おすすめという言葉に、流されないようになりたいものです。（たまに流されちゃうこともなくはないが）

今回は「おすすめ」っなに、みたいなことを書きました。この事につては、人それぞれ、思うことが違いますが、私はこんなふうに考えてます。